豪出身で在英のジョエル・サラクラ、欧州ソウル~ジャズ界を牽引するフィル・マーティンという奇才同士が組んだユニットの初作。生楽器によるジャム・セッションの偶発的なノリを重視した楽曲はライブラリー音楽にも通じる匿名的なインストが中心で、ジャザノヴァに似た切り口でサイケなファンクやフュージョン感覚のソウルを披露する。ハンナ・ウィリアムスも歌で参加。