大御所ジャズ・ピアニスト、ビリー・チャイルズの息子アーロンによる楽曲群を日本企画でCD化。父とは違ってギターを手に取った彼の音楽性は、表題通りに60~90年代のノスタルジックなソウル/R&Bをモダンかつメロウに再生するもので、肩の力の抜けたヴォーカルもあってか聴き味はスウィート。トム・ミッシュとの共通点も見い出せる洒脱なヴァイブが好ましい。