今年前半を象徴する大ヒット曲“Beautiful Things”でスターダムに駆け上ったアメリカ人シンガーによる初のフル・アルバム。ピアノがメインのこれまでのヒット曲に加えて、豪快なギターで翻弄する同曲のような新機軸も充実。以前から関わってきたジェイソン・スウィート、ジェイソン・エヴィガンや、キャプテン・カッツ、TMS、マレイらダンス寄りのチームも制作参加。一曲の中でソフトな優しさと、タフなシャウト系の間を絶妙に行き交いつつ、有無を言わさぬドラマチックな歌唱で圧倒する。ピュアかつ無邪気、時に泣きを入れつつ、一直線なキャラでダイナミックに心を揺さぶる。