ベルセバに続くグラスゴーの至宝と称されたバンドが11年ぶりに復活し、6作目を完成。2015年に鍵盤のキャリー・ランダーが亡くなり、活動が止まっていたそう。2000年代に組んで名盤を生み出したスウェーデン人のヤリ・ハーパラインを制作に迎えつつ、前作でのカントリーへの接近を推進。乾いた音像のもと、そのメロディーには残された者たちの体温が焼き付いている。