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親密な仲間との強力で不可欠な関係

そんなクラムは、デビュー当時から一貫して自主レーベルであるクラム・レコーズから作品をリリースしてきたことでも知られている。人気レーベルからの誘いも多いに違いないが、そこにはどんなポリシーや、メリットがあるのだろう。

「〈自分たちのやり方〉でやること、そしてアウトプットの完全なコントロールを維持することが僕らにとって本当に重要なんだ。レーベルのことに関しては、ポリシーや絶対的なものは持っていない。バンドのあらゆる面、特にビジュアル面において、僕たちはいつも本当に親密な仲間達とうまく仕事をしてきた。こうした強力な関係が、僕たちの独立に不可欠なものなんだ。ファンのサポートや、リスナーシップも同様だね」(ジェシー)

その言葉通り、ジャケットに並んだ12のアイコンが収録曲と対応しているような『AMAMA』のアートワークも、聴き手の想像力を膨らませてくれるものだ。タイトル曲のミュージックビデオも、900人のファンが描いた絵とメンバーのホームビデオをリラのパートナーでもある監督のエイブラハム・エル・マカウィが繋げたものだが、そんな“AMAMA”でも歌われているロマンティックなエピソードをリラが教えてくれたので、最後に紹介することにしよう。

「私はボーイフレンドと同じ病院で、彼より4ヵ月早く生まれたんだ。病院の同じベッドで生まれたと想像したいね」(リラ)

 


RELEASE INFORMATION

CRUMB 『AMAMA』 Crumb/インパートメント(2024)

■国内流通盤CD
リリース日:2024年6月14日(金)
品番:AMIP-0356
価格 : 2,750円(税込)

■輸入盤LP(限定Olive Green Vinyl)
リリース日:2024年6月5日(水)
品番:CR004LP-C1
価格:5,190円(税込)

TRACKLIST
1. From Outside A Window Sill
2. Side By Side
3. The Bug
4. AMAMA
5. Genie
6. Crushxd
7. Nightly News
8. (Alone In) Brussels
9. Sleep Talk
10. Dust Bunny
11. Swarmed
12. XXX

 


PROFILE: CRUMB
米ブルックリンで活動する4人組。ボーカルのリラが学生の時に作った楽曲を、仲間を集めて制作。2016年に『Crumb』、そして2017年に『Locket』と2作のEPをリリースする。この数曲をYouTubeや ストリーミングにアップしただけで瞬く間に注目の存在となる。2019年にデビューアルバム『Jinx』をリリース。シングル”Nina”のミュージックビデオには「ツイン・ピークス」の俳優デヴィッド・パトリック・ケリーが出演するなど話題に。2021年にはジョナサン・ラドーをプロデューサーに迎えてセカンドアルバム『Ice Melt』をリリース。ワールドツアーを行い多くの場所でソールドアウトを記録。2024年6月には待望のサードアルバム『AMAMA』をリリースし、7月にはピッチフォーク・ミュージック・フェスティバルに出演予定。

リラ・ラマニ ‒ ギター/ボーカル
ブライアン・アロナウ ‒ シンセ/キーボード/サックス
ジェシー・ブロッター ‒ ベース
ジョナサン・ギラッド ‒ ドラム