インディケーションズのドラマーも務めるレトロ・モダンなシンガーのソロ2作目。アレックス・グースがメイン制作者となる今回は、得意の70s風スウィート・ソウルをはじめ、弾むようなロックン・ソウル、AOR、ディスコ路線など多彩だが、甘いハイ・テナー~裏声で孤独や内省を繊細に歌う作法は一貫している。ハイ・ファイヴ“Fly Away”使いの90s R&Bな同名曲が最高。