
チームTnakaに新たな色を加えるゲスト陣
――今作は今まで以上にゲストが参加しているのも特徴的です。まず、“環状線ドライブ”にシンガーソングライターのしずくだうみさん、“テレビっ子”、“誰それ?!”に〈絶対忘れるな〉のメンバーである志賀ラミーさんが、歌詞を提供されています。
「私、歌詞作りにとにかく時間をかけちゃうんです。毎回悩みに悩んでしまうから、悩んでいる人を題材にした歌詞を書きがちで。私以外の方の歌詞なら、また違う世界が見えるかな?と思い、よくお世話になっているお2人に頼んだんです。
志賀さんは、自分にない語彙力で〈Tnakaな歌詞〉を書いてくださって。逆にだうみさんは、すごく心地よい言葉で、〈派手ではないTnaka〉を見つけて書いてくださって。お2人から私にはないものをいただけたことで、〈2人みたいになれないな~〉って良い意味で諦めになりました(笑)。それに2人の言葉が入ることで、私の歌詞も〈Tnakaらしさ〉が際立ったので、すごく良かったですね」
――また、小嶋りんさん(XOXO EXTREME)が、“GRAVITY”、“テレビっ子”でバイオリンを披露。素晴らしい音色を響かせています。
「キスエクさんは〈プログレアイドル〉というアイコンを作り上げた、唯一無二の存在。リスペクトするりんちゃんに参加してもらえたのは、本当にありがてえ! しかも生の音の豪勢さがプラスされて曲の表情がガラッと変わったんです。超最高!ってなりました」
――恒例となっているリミックス曲が今作にも収録されています。先日〈沖縄電子少女彩〉から改名した彩Sayaさんと、BUBBLE-B feat. Enjo-Gの2組が参加しました。
「リミックスはいつも、〈チームTnaka〉ができないアプローチを持っている方にお願いしたくて。
彩ちゃんとは、上京前から一緒にイベントに出演する仲なんです。アイドルイベントの中でテクノをやる私、ノイズを演奏する彩ちゃんということで、どこかシンパシーを感じていますし尊敬しているので、ぜひ!って。BUBBLE-BさんとEnjo-Gさんは昔から大好きで、絶対に面白くしてくれるはず!と思い、お願いしました。今回の2組も最高に個性を出してTnakaの世界を面白く仕上げてくれました。2曲とも最高です!」

元気が湧いてくるアルバムになりました
――本編を締めくくる“Happy Unbirthday”は〈これがTnakaだ!〉という宣言に聞こえる象徴的な曲ですよね。
「最後に、〈Tnaka IN THE HOUSE!!〉と叫んで終わりますからね。この曲はもうすごい難産だったんです。実は去年のワンマンで発表する1年以上前からオケはあって。ラップパートをかっこよく、サビで明るく誰でも歌える楽しい感じにして緩急をつけたかったから、ラップパートで頭を悩ませちゃったんです。悩んだ分、完成したものを聴いたら、〈私らしいじゃん! これがアルバム最後の曲で、いいよなあ~〉って思いました」
――先ほどの〈朝と夜〉の話ではありませんが、アルバムを通しで聴くと、序盤から気持ちがアガっていき、途中少し感傷的になり最後はまた幸せな気持ちに戻るという、内容でも一繋ぎになっていますね。
「うん、“Happy Unbirthday”で、また朝を迎えたぞ! 頑張るぞ!という感じがすごく出ていますよね。すごく元気が湧いてくるアルバムになりました」