LAパンクの大御所がラスト・アルバムとなる9作目を発表。今作もデビューから変わらぬシンプルなロックンロールを鳴らし、男女ツイン・ヴォーカルの掛け合いも相性抜群である。とにかく、軽快に刻まれる滋味豊かなアンサンブルは誰もマネできない心地良さ。カントリーのロカビリーを素養を下敷きに、肩の力を抜いた自然体のリズムとメロディーに身体が反応してしまう。