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さまざまな角度から注目のリリースが続いているホロライブのアーティストたち!

 2024年を代表するヒットのひとつ“ビビデバ”を生み出した星街すいせいをはじめ、注目の女性VTuberグループとしてすでにその範疇を越えるほど存在感を大きくしているホロライブ。さくらみこは始動の時期や所属の経緯が異なる面々――ときのそら、ロボ子さん、星街すいせい、AZKiと並んで〈ホロライブ0期生〉と位置付けられているが、近年は個々が全国流通のCDをリリースする例も増えてきた。

 まず、さくらみこも憧れたVTuberの先駆者にしてホロライブの看板・ときのそらは2019年にメジャー・デビューし、最新シングル“おかえりなさい”に至るまでコンスタントに作品を重ねているほか、AZKiと組んだSorAZでも昨年末にメジャー・デビュー。そのAZKiもクラムボンのミトらを招いたメジャー初作『Route If』を発表したばかりだ。

 メジャー進出組では、星街すいせいはTAKU INOUEとMidnight Grand Orchestraを組むほか、MAISONdesとのコラボなどでも活躍中。また、英語圏を中心に活動するhololive English -Myth-所属のMori Calliopeは、ラップの技量を活かした快作『PHANTOMIME』(Chaki Zuluやウォーガズムも参加!)も記憶に新しい。他にも、Cö shu Nieらを迎えた常闇トワの『Aster』、ケンモチヒデフミや佐藤純一(fhána)、FAKE TYPE.と組んだ角巻わための『Hop Step Sheep』、Giga & TeddyLoidらを招いた天音かなたの『UNKNOWN DIVA』など各々の作品が興味深い。

 それらソロ作品以外にも、DECO*27とのコラボ・プロジェクト=holo*27(さくらみこは兎田ぺこらと“モッシュレース”で参加)、HoneyWorksとのhololive×HoneyWorks(さくらみこは“motto☆いちごオレ”のカヴァーを披露)、翳りのある感情をグループで表現する大所帯プロジェクト=Blue Journey(さくらみこも参加)など、多角的に拡大しているホロライブの動きにはますます注目なのだ! *狛犬

左から、星街すいせいの2024年作『ビビデバ』(ソニー)、ときのそらのニュー・シングル“おかえりなさい”、AZKiの2024年作『Route If』(共にビクター)、Mori Calliopeの2024年作『PHANTOMIME』(ユニバーサル)、常闇トワの2023年作『Aster』、角巻わための2024年作『Hop Step Sheep』、天音かなたの2024年作『UNKNOWN DIVA』(すべてカバー)、holo*27の2023年作『holo*27 Originals Vol.1』(トイズファクトリー)、hololive×HoneyWorksの2024年作『ほろはにヶ丘高校-Covers-』(カバー)、Blue Journeyの2024年のシングル“水たまり”(ユニバーサル)