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森優太の言葉と行く、『虎に翼』からの音楽散歩
UKロックをルーツに持つという森。NHK夜ドラのサントラとして制作したこちらに収録の“ASHITA”は、「オアシス“All Around The World”のコード進行を引用した」とのこと。『虎に翼』でも垣間見える彼のバカラック趣味は、確かにノエル・ギャラガーと近いかも。
今回の〈Vol.2〉にピアノ版などが入っている主題歌“さよーならまたいつか!”の原曲は本作に収録。森いわく「米津さんは寅子に同化して曲を作った印象で、僕は登場人物に投げかける立場で“You are so amazing”を考えた。その違いも作品の深みとなった気がします」。
森にとってベルセバとの出会いはこのアルバムだったそう。「笑ってもいいし、泣いてもいいし、どんな感情も許してくれる音楽だと感じました」。平熱の歌声、アコースティック楽器のささやかな演奏に、曇天の下で暮らすグラスゴーの若者の姿が透けて見える名盤です。


