苦労を乗り越え一皮むけた11人の表現
――レコーディングやPV撮影において、前作より良くなったと思うポイントはありますか?
佐野「僕は初めて歌い出しを担当させていただきました」
藤牧「そうじゃん!」
佐野「“Drip Drop”なのですが、パートが決まった時にちょうど京介と一緒にいて、〈雄大歌い出しやん!〉、〈うお、ほんまや! 嬉しい!〉と喜んだのを覚えています(笑)。
その後どうやって歌おうか考えたのですが、多分僕の声質を評価してもらって歌い出しを任せていただいたと思うので、遠慮せずに自分の声の優しい感じとブレスを混ぜて歌ってみました。そういう動きができたことは、前作より良くなったポイントだと思います」
藤牧「逆に僕は今回めっちゃ苦戦しました。自分が思うものと作家さんが思うものが違っていて、お互い〈こうしたい〉というのがなかなか伝わらなかったんです。なので、レコーディングも何回も何回も録り直して。途中から〈歌に怒りを込めさせたいのかな〉と思ったくらい(笑)。でも、それを乗り越えられたので一皮むけることができたのかなって」
――様々なタイプの楽曲が詰まった作品ですが、『THE VIEW』を通してどんな自分が表現されていると思いますか?
田島「目力が強めの僕が見せられていると思います(笑)。例えば、“WMDA (Where My Drums At)”のような曲の重たさをダンスではなく仕草で見せるのって難しいなと思って。顔で伝えてみようという試みをしてみたので、いつもよりも目力が強くなっていると思います。まだPVは見ていないのでちゃんと映っているかはわからないのですが(笑)、体感として目の筋肉が鍛えられた気がしますね」
許「僕はダークな雰囲気が出せていると思います。“ONE NIGHT”のようなシックで内に秘めた力強さがある曲は今までのINIになかったので、ダークな雰囲気が出やすかったのかな、と。さっきたじ(田島)が言っていたようにPV撮影も暗い雰囲気の場所でやりましたし、衣装も露出がない黒いもの。〈闇に潜んで、革命を起こす忍〉という役になりきれました」
池﨑「僕が出せたのは、アニメによく出てくる〈ちょっと遅れてやってくるクールでかっこいいキャラ〉かな。“WMDA (Where My Drums At)”のラップパートって、ずっと静かにしていて2番の途中でドカンと来るんですね。そこはダンスも激しいし、急に走り込んでくる振り付けなので、そういうアニメキャラっぽいかなって」
田島「ダンスの先生もめちゃくちゃ褒めていました。〈思った通りのことをしてくれた〉って」
池﨑「ね。ジェスチャーも自分なりに変えてみたのですが、それが先生にハマったみたいで。嬉しかったです」
閉塞感を打破するには爽やかな朝活
――そして、今作には〈当たり前のような毎日に僕たちが革命を起こす〉という強い意志が込められているとのことです。皆さんは日常に閉塞感を感じた場合、どう打破していますか?
尾崎「僕はあんまり閉塞感自体を感じないかも。目標や夢に向かって日々過ごしていると前向きになれるというか。常にその姿勢を忘れずに過ごしているからかもしれません。もし、閉塞感を感じてネガティブになってしまう人がいるなら、小さな目標でもいいので頑張れるきっかけを作ってみるといいのかもしれませんね」
後藤「僕は朝活をしています。忙しくなってくるとどうしても閉塞感を感じてしまって、ゆっくりできる時間がなくて。時間がすごく早く進むし、こなしている感じが出てしまうんです。それが嫌で、朝の空気を取り入れ始めたら精神的に落ち着くことができました」
佐野「朝活って何してるん?」
後藤「何もしなくていいの。最近はよく理人と朝活をするんだけど、家の前に集合して、近くのカフェに行って、外の景色を見ながらただコーヒーを飲むだけ。それさえすればあとは何してもOK。ボーっとしているのもいいし、持ってきた雑誌や本を読むのもいいし。30分くらい過ごしてリフレッシュしています」
池﨑「気持ちいいよね」