INIのニューシングル『THE VIEW』のリリースを記念して、タワーレコードではフリーマガジン「TOWER PLUS+ INI 特別号」を発行! ここでは中面に掲載された、メンバーインタビューの完全版を掲載いたします。「TOWER PLUS+」はタワーレコード全店にて配布中です!※ *TOWER PLUS+編集部
INIが7TH SINGLE『THE VIEW』をリリースした。壁を壊し⼀つになったINIが〈当たり前のような毎⽇に僕たちが⾰命を起こす〉という強い意志とメッセージを込めた作品に仕上がっている。更にステップアップを果たしたメンバー全員に、『THE VIEW』について語ってもらった。
INIらしさと新たな深みを共存させた“WMDA (Where My Drums At)”
――まずは『THE VIEW』に収録されている4曲について、聴きどころ、見どころ、注目してほしいポイントなどを教えてください。
藤牧京介「“WMDA (Where My Drums At)”は、今までのINIらしさがありつつも、深みが出ている楽曲になっています。これまでの僕らは激しいヒップホップ調の楽曲という印象が強いと思うんですね。でも今回はより重たい雰囲気に仕上がっているので、全体が聴きどころだし、シンプルに音として楽しめると思います」
尾崎匠海「ダンスもそうだよね。ドラムを叩くパートはすごく印象的なので注目ポイントです」
藤牧「そうね。速い振りというよりも、音に合った重ための振り付けなので表現しやすかったです。前作の“LOUD”はすごく激しかったので(笑)」
佐野雄大「“WMDA (Where My Drums At)”は要所要所で力を入れる系やもんな。キメるところはキメるけど、構成で世界観を見せるというか。そのバランスがすごく気に入っています。
それと、僕は〈傷つけるためじゃない武器 Take it〉という部分を担当していて。そこの振りは、僕が真ん中に立ってヒットを打つんです。これまでの見せ方とまったく違っていてお気に入りです」
後藤威尊「たしかにそこの雄大パートは注目ポイント!」
佐野「(ジェスチャーをしながら)今まではちょっとすました感じこんなふうにやっていましたけど、今回はもっとこういうバンッみたいな……」
尾崎「それをどうやって文字で伝えんの(笑)?!」
佐野「あ、そうか。〈ヒットを打っている〉って書いておいてください(笑)そこの躍動感に注目です!」
藤牧「僕は曲の最後の方に出てくる〈(見つけ出せ Where they at)〉という括弧の中の部分に注目してほしいです。個人的に一番好きなパートなんですが、ラスサビ以降の部分の雰囲気をガラッと変える役割になれているのかなって。そこのつながりにも注目して聴いていただきたいですね」
色気のある情熱的なダンスが見どころの“ONE NIGHT”
池﨑理人「“ONE NIGHT”は今作のコンセプトが色濃く出ている楽曲です。すごく色気のある楽曲になっていますし、振り付けもサビがフロア(床を使ったダンス)なんですよ」
田島将吾「そうなんだよね。〈そうくる?!〉みたいな」
池﨑「そうそう。そこもまた色気があるのかな、と。ちょっと激しめの振り付けですが、情熱を感じる仕上がりになっていると思います」
田島「たしかにある意味“ONE NIGHT”が今作のコンセプトを一番表しているかもしれない。サブ曲だけど、隠れメインという雰囲気がめちゃくちゃあります。PVも撮ったのですが、それもすごく良くて」
許豊凡「良かったよね」
田島「撮影場所の空間が〈これはもう“ONE NIGHT”だわ〉っていう」
池﨑「みんな黒尽くめの衣装でね」
田島「周りが森だったのですが、動物の鳴き声がめっちゃ聞こえていました」
藤牧「していたかも!」
池﨑「僕、ブリッジの最後の〈Uh the dawn is coming so fast, tick tock〉という部分を担当しているのですが、そこにちょっと笑い声を入れているんです。レコーディングのテストの時にちょっとしたお遊びでやったのですが、作家さんに〈それいいね〉と言ってもらえて。そのセクシーな笑い声を楽しんでいただければと!」
田島「僕のパートは〈One night, within one night〉という部分。ここは振りも一番キャッチーで印象に残りやすい部分です。肩を回すだけとか、マイケル・ジャクソン“Smooth Criminal”のMVで有名な〈ゼログラビティ〉みたいなのが入っていたりとか。PV撮影も頑張ったので、注目してみてほしいです」