ストロークスのジュリアンによるソロ2作目は、カレン・O作品などで活発化している自身のレーベルからのリリース。名義こそバンドを従えた形になっているが、前作で見せたニューウェイヴ感のアップデートを引き続き遂行し、ヴァラエティーかつ自由度の高いサウンドを作っている。ファレル・ウィリアムズダフト・パンクとの絡みをはじめ、活動の幅を着実に広げてきた成果が無理なく反映されているとも言えよう。