2024年2月に逝去したウェイン・クレイマーが数年がかりで進めていたという、実に53年ぶり(!)のアルバム。ドン・ウォズが全編でベースを弾くほか、スラッシュやトム・モレロらが要所で客演し、5月に亡くなった初期ドラマーのデニス・トンプソンも2曲で演奏。猛々しい疾走感が漲るなか、エドウィン・スター“Twenty-Five Miles”のカヴァーがモーターシティの熱い血脈を伝える。