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心地良すぎるマリブー・ステートのこれまでの作品にも改めて注目!

MARIBOU STATE 『Portraits』 Counter(2015)

サザン・フライドからのEPリリースを経て届けたカウンターでの初作。ポスト・ダブステップの意匠とメランコリックな風情を湛えたチルな作風はこの時点で確立されている。人気曲“Midas”で歌うホリー・ウォーカー、ジャック・シブリー(ペデストリアン名義)ら地元の仲間もここからフィーチャー。

 

MARIBOU STATE 『Kingdoms In Colour』 Counter/BEAT(2018)

持ち味を強めながらも視野の広がりを反映したセカンド・アルバム。異国情緒と声ネタのピッチシフトが煌めくトリッピーな聴き心地が素晴らしく、クルアンビンとのコラボ“Feel Good”があるほか、ホリー・ウォーカーも“Nervous Tics”など2曲で歌唱している。リリース後のリミックス展開も注目された。

 

MARIBOU STATE 『Fabric Presents Maribou State』 Fabric(2020)

イントロからクラブで採取したフィールドレコーディング音源も織り交ぜて臨場感に補助線を引きつつ、一晩のストーリーを紡いだような初のミックスCD。ノース・ダウンズらの繊細な楽曲からピークへ向かって曲線を描いていく展開が快い。マリブーによるレディオヘッド“Reckoner”のリミックスも収録。

 

SHIRE T 『Tomorrow's People』 Dama Dama(2021)

ロックダウン期間に仕上げたと思しき、クリスのソロ・プロジェクトによる初のアルバム。はっちゃけたアシッドの“Blue Kiss”を筆頭に、昔から親しんできたダークなテクノやレイヴの影響を本隊以上に反映した出来映えだ。ホリー・ウォーカーやノース・ダウンズの音源も出している地元のダマ・ダマ発。