小さい音でどれだけデカく聴かせるか
――2ndアルバムと合わせて1stアルバムも全国流通盤として改めてCDリリースされます。どんな意識で制作されたのでしょう?
オオスカ「1stアルバムは〈ライブでやるんだったらこういう流れがいいな〉みたいな感じで曲順とかを決めていきました。改めて振り返ると、リズムセクションとか割とそれまで自分が自由にやれてなかったものに挑戦していたんだなって思います。あとエレクトロとかヒップホップの要素をどうロックバンド的なものとして聴かせるか、みたいなことをずっと考えていました。打ち込みやシンセを入れるんじゃなくて、それをギターやベースだけでやるというか、楽器の面白さを追求したアルバムにはなっています」
マナミ「私もオオスカと近い感覚で、色々なジャンルや要素をNikoんという畑に植えたらどんなふうに育って、どんな作物になるのかなって実験したアルバムだと思います」
――1stアルバムは全体的にポストロック然とした曲が多くて、サウンド的にも2ndアルバムよりは閉じた印象があります。
オオスカ「2ndアルバムは割とデカい音で聴いてほしいんですけど、1stアルバムは小さい音でもいいなと思っていて。俺らも小さい音でどれだけデカく聴かせるかみたいなことをすごく考えて作ってましたね。
ポストロックとか、いわゆるエモーショナルなバンドってダイナミクスが1と100しかないみたいな感じじゃないですか? 中間値がないっていうか。一方でブラックミュージックやルーツミュージックはグラデーション的に盛り上がっていくイメージで。演奏面では意外と後者のほうを意識したというか、ギターとかはポストロックっぽくはあるけど、ドラムやベースに関してはビート感は崩さないで、演奏のダイナミクスで盛り上げていく感じ。なので2ndアルバムとは逆で、1stアルバムはギターがバッキング的な位置で、ドラムやベースが曲の色付けを担っている感じですね」
――その中でも“step by step”はキラーチューンだと思うんですけど、マナミさんはこの曲をどう捉えていますか?
マナミ「この曲の原型みたいなものは、オオスカとNikoんを始める前にやっていたバンドの時からあったんですけど、その時は個人的にあんまり楽しく演奏できないかもっていう感触があって。結局そのままお蔵入りになっちゃったんですけど、時間が経ってからサビとかが付いて、それを聴いた時〈これは自分が楽しいって思ってきたバンドの曲と同じにおいがする〉って感じて。〈これなら自分はこのバンドを好きになれる〉と思った曲ですね」
芸術や娯楽がファストな今、もっとカルチャーに貪欲になってほしい
――そしてNikoんは全国のタワレコスタッフが選んだ〈タワレコメン〉の9月度のアーティストの1組に選出されました。サブスクが主流になっている今、CDやライブなどフィジカル面を大切にするNikoんが選ばれたのは必然のような気もしましたが、今の心境はいかがでしょう?
オオスカ「学生時代から店頭で他のアーティストが取り上げられているのを見てきた身としては、悪い意味じゃなくてこれまでは遠い存在だったというか、リスナーとして見てきたものなので、今回選ばれて光栄ではあります。自分らがバンドをやってきた期間よりずっと長く続いてきた歴史ある企画だと思うので」
マナミ「私も全然実感とかないですね。どんなところで選んでもらったのか気になります(笑)。きっとアルバムがリリースされて、タワレコの店頭に並んでから実感が湧くと思います。今からそれを感じられるのが楽しみです」
――今後は47都道府県を回るツアーも組まれていますが、Nikoんとしてのこの先のビジョンみたいなものはありますか?
オオスカ「自分達は作品をサブスクとかで配信してないんですけど、なぜフィジカルだけにしているか、俺にはその理由がちゃんとあって。今ファスト映画とかあるじゃないですか? 人が作った芸術や娯楽作品がファストなものになるって、ちょっとどうなんだろうと思っていて。
いわゆるサブスクとかも自分的にはそういうものに近い感じで捉えていて。30秒だけ聴いて、このアルバム面白くなさそうだからいいやってなることがサブスクだと多いと思うんです。でも買ったアルバムだったら、どんな作品でも最初から最後までちゃんと聴くと思う。その時は好きじゃなくても、また違う時に聴いたら自分にとって大事な作品になるかもしれない。そういう体験ってデータだと難しいと思うんですよね。
だからタワレコに行ってCDを買ったり、ライブハウスに行ってライブを見たりするような体験を通して、もっとみんなカルチャーに対して貪欲になってほしい。一口食べていらないって判断するんじゃなくて、どんなものでも一度全部食べてみてほしいというか。もっと面倒くさいやり取りが当たり前になるといいなと思ってます」
マナミ「今度のツアーはアウトストアライブといって、2ndアルバムのCDを買ったお客さんが主にライブに来るっていう形なんですけど、これまでの活動でそういったライブを経験してないから楽しみです。あと自分もメインボーカルを担うツアーになるので、それも初めての挑戦ですね。ひたすら修行だなって(笑)」
INFORMATION
Nikoん × TOWER RECORDS
①「TOWER PLUS+」の発行
フリーマガジン「TOWER PLUS+」(B5変形)をタワーレコードの店舗で無料配布。中面にはインタビューを掲載。
サイズ:B5変型
ページ数:4P
配布期間:2025年9月23日(火・祝)開店から
配布店舗:タワーレコードおよびTOWERmini全店(一部店舗、TOWER RECORDS CAFE、タワーレコード オンラインを除く)
※「TOWER PLUS+」はより多くの方に手に取っていただきたいため、お1人様各1部までのお持ち帰りとさせていただきます。無くなり次第配布終了となり、増刷の予定はございません。また、お取り置きはできません。ご了承ください
※天候や交通事情により配布が遅れる場合がございます
②〈Nikoん × TOWER RECORDS〉B2コラボポスター全店掲出
〈Nikoん × TOWER RECORDS〉B2コラボポスターを掲出いたします。
掲出期間:2025年9月22日(月)~2025年10月6日(月)
掲出店舗:タワーレコードおよびTOWERmini全店(一部店舗、TOWER RECORDS CAFE、タワーレコード オンラインを除く)
詳細:https://tower.jp/article/news/2025/09/18/n301
RELEASE INFORMATION
リリース日:2025年9月24日(水)
品番:CTCM-65135
仕様:CD
初回封入特典:47都道府県ツアー無料招待券 ※各会場、定員に達し次第、受付終了(先着申し込み順)
価格:2,750円(税込)
TRACKLIST
1. fragile report
2. bend
3. nai-わ
4. 靴
5. dried
6. さまpake
7. とぅ~ばっど
8. グバマイ!!
9. (^o^)// ハイ
■“(^。^)// ハイ”が全国32都道府県/35局のラジオで2025年9月度パワープレイ決定
北海道:AIR-G’ FM北海道(9月度 パワープレイ)
青森:RAB青森(「らじ丸にっち!」9月応援ソング)
岩手:FM岩手(9月度 パワープレイ)
宮城:Date fm(9月度 MEGA PLAY)
山形:FM山形(9月度 Power Push!)
栃木:CRT栃木放送(マンスリーパワープレイ)
埼玉:NACK5(9月度 POWER PLAY)
千葉:BAYFM78(9月度 POWER PLAY)
東京:interfm(9月前期 Hotpicks)、ニッポン放送(9月度 優秀新人)
神奈川:Fm yokohama(9月度 PRIME CUTS)
新潟:FM-NIIGATA(9月度 パワープレイ)、BSNラジオ(ウイークリーチューン)
富山:FMとやま(9月度 MUSIC POWER PLAY)
石川:FM石川(MUSIC PICKUP [JAPAN])
福井:FM福井(9月度 Heavy Rotation)
山梨:FM FUJI(9月度 Sound Forest)、YBS山梨放送(909 Weekly Tune)
長野:FM長野(9月度 パワープレイ)
岐阜:FM GIFU(9月度 Gパワープレイ)
愛知:CBCラジオ(「いっしょに歌お!CBCラジオ」2025年9月のうた)
三重:レディオキューブFM三重(9月度 MONTHLY POWER PLAY NUMBER)
滋賀:e-radio(9月度 HOT STUFF)
京都:α-STATION(9月度 SMASH BREAK)
大阪:YES-fm(9月のリコメンナンバ)
兵庫:Kiss FM KOBE(9月度 HOTRAXX)
岡山:FM OKAYAMA(9月度 SLAP SHOT)
徳島:FM徳島(9月度 SOUND WAVE)
愛媛:FM愛媛(9月度 JOEUマンスリーパワープレイ)
福岡:FM FUKUOKA(9月度 パワープレイ)
佐賀:FM佐賀(9月度 Monthly Loop)
長崎:FM長崎(9月度 Smile Cuts)
熊本:FMK(9月度 POWER WAVE)
宮崎:FM宮崎(9月度 パワープレイ)
鹿児島:FM鹿児島(9月度 Bran’μ Song)
※2025年9月8日時点
リリース日:2025年9月24日(水)
品番:CTCM-65134
仕様:CD
価格:2,750円(税込)
TRACKLIST
1. Vision-2
2. ghost
3. step by step
4. smile
5. doubt
6. sleepwell
7. mouton
8. Fly,
9. public melodies feat. Cwondo
LIVE INFORMATION
パンと音楽とアンティーク2025秋
2025年9月28日(日)東京・東京オーヴァル京王閣
Nikoん × Apes presents『Risorgimento』Nikoん Re:TOUR - チッタ360
2025年10月30日(木)神奈川・川崎 CLUB CITTA’
開場/開演:18:00/19:00
2nd Album「fragile Report」購入者特典LIVEツアー「アウトストアで47」(全49公演)
■関東/甲信シリーズ
2025年10月15日(水)東京
2025年10月16日(木)神奈川
2025年10月18日(土)栃木
2025年10月19日(日)長野
2025年10月20日(月)山梨
2025年10月24日(金)群馬
2025年10月26日(日)茨城
2025年10月27日(月)千葉
2025年10月31日(金)埼玉
■東北シリーズ
2025年11月1日(土)宮城
2025年11月3日(月)山形
2025年11月5日(水)岩手
2025年11月6日(木)福島
2025年11月11日(火)秋田
2025年11月12日(水)青森
■北海道シリーズ
2025年11月14日(金)北海道
2025年11月20日(木)北海道
■北陸シリーズ
2025年12月2日(火)石川
2025年12月3日(水)福井
2025年12月4日(木)新潟
2025年12月5日(金)富山
■関西/東海シリーズ
2025年12月7日(日)滋賀
2025年12月12日(金)三重
2025年12月13日(土)愛知
2025年12月14日(日)静岡
2025年12月17日(水)岐阜
2025年12月18日(木)大阪
2025年12月19日(金)京都
2025年12月23日(火)和歌山
2025年12月24日(水)奈良
2025年12月25日(木)兵庫
■四国シリーズ
2026年1月15日(木)徳島
2026年1月16日(金)高知
2026年1月17日(土)愛媛
2026年1月18日(日)香川
■中国シリーズ
2026年1月19日(月)岡山
2026年1月21日(水)広島
2026年1月22日(木)鳥取
2026年1月23日(金)島根
2026年1月24日(土)山口
■九州シリーズ
2026年1月25日(日)長崎
2026年1月26日(月)佐賀
2026年1月28日(水)福岡
2026年1月29日(木)熊本
2026年1月30日(金)大分
2026年1月31日(土)宮崎
2026年2月1日(日)鹿児島
■東京ファイナル&沖縄公演
2026年2月15日(日)東京
2026年2月20日(金)沖縄
※各会場、定員に達し次第締め切り/先着申し込み順
※申込方法などの詳細はCDの封入チラシに記載
※その他、詳細はオフィシャルサイトで続報をご覧ください
PROFILE:Nikoん
ロックバンド。ギター/ボーカル:オオスカ、ベース/ボーカル:マナミオーガキ。2023年、結成。仲良くやってます。
オフィシャルサイト:https://niko-n.jimdofree.com/
X:https://x.com/Niko_n_band

