2022年より東京を拠点に活動する5人組が、初の全国流通盤をリリース。もともとヴォーカリスト不在でボカロも用いていたこともあってか、ギターと鍵盤、リズム隊によるアンサンブルはボカロ曲に通じるドラマ性と性急さが特長だ。シェイクスピアを元にした表題から窺える、生死を巡るパーソナルな歌詞を、正式加入したひめ花の歌声が大らかに響かせるのもおもしろい。