NY出身のプロデューサー/マルチプレイヤーのjames Kによる最新アルバムが本当にすごかった。90年代のシューゲイザーやトリップポップに由来するどこかひんやりと感じる音質に、トレンドのドラムンベースやインダストリアルを内包した唯一無二のサウンドを聴かせてくれます。詩的で内省的なヴォーカルとアンビエントが織りなす“Blink Mouth (July Mix)”に心を掴まれました。今年にリリースされたOklouFKA twigsの新作にも共鳴する実験的なアート/ドリームポップ作。2025年のトレンドの音と言っても過言では無いクールな作品です。