16-17世紀音楽のスペシャリストであり、特にマドリガーレの解釈で定評ある指揮者でバス歌手のテストリンが優れた歌手や器楽奏者を集めて結成した気鋭のアンサンブル、ロッソ・ポルポラによるモンテヴェルディのマドリガーレ集第6巻。自作のオペラからの独唱曲を5声のマドリガーレに仕立て直した“アリアンナの嘆き”は、恋人テゼオに裏切られたアリアンナの悲嘆を描いた作品だが、チェンバロやテオルボなどの通奏低音奏を加えた学究的かつエモーショナルな表現を前面に押し出した彼らの歌唱によって聴き手の心を容赦なく抉りこむ。マドリガーレ歌唱の最先端をお聴き逃しなく。