女性シンガーがフロントに立つニュージーランドの4人組の5作目は、これまでのドリーム・ポップを改め、ヘヴィーなサウンドを追求したという。1曲目の“Cross My Heart And Hope To Die”で鳴るサーフ・ギターのファットな音色がその成果を物語る。ゴスっぽいファンク・ナンバー“Drag”、ピクシーズ風の“Blister”、シンセ・ベースを不穏に鳴らしたダンサブルな“Cowboy Without A Clue”も聴きどころ。轟音で鳴るギターも心地いい。畳み掛けるような前半と対比するように後半に置いたバラードではR&Bやフォークのエッセンスも香らせ、ヘヴィーなだけにとどまらない成熟も印象づけている。