一昨年リリースの前作『Truth Or Consequences』が各所で高い評価を得たニュージーランドのオルタナ・ポップ・バンドから4作目が到着。過去作で顕著だったシンセ、キーボード類は抑えめで、ギター、ベース、ドラムスを中心としたバンド・サウンドが目立ち、シンプルながらもグルーヴィーでエモーショナルな演奏が印象的。多用されるコーラスのアンサンブルも美しく、いままで以上にバンドとしての一体感が感じられる快作だ。