(左から)哀原なな、有未りん

哀原なな、有未りんの対照的なふたりによるセルフプロデュースアイドルユニット・I to U $CREAMing!!(以下、アユスク)のミニアルバム『diluculum』がリリースされた。楽曲や歌詞で綴られたメッセージ、パッケージに至るまでこだわり抜いて制作された新作は、夜更けから夜明けまでを描き、ときに突き放しては寄り添ってくれる。

グループアイドルがヒットチャートを賑わす中で、ユニットという形で活動を続ける理由を探っていくと、〈ふたりであること〉で高められる作品性と、その必然性が垣間見えてくる。闇と光が同居する新作に迫った独占インタビューにて、ふたりの内に秘めた確固たる信念に迫ってみた。その目つきは鋭く、揺るぎないものだった。

I to U $CREAMing!! 『diluculum』 Lonesome(2026)

 

〈@JAM EXPO〉の大舞台を踏んだ成功体験

――結成5周年のインタビューが、〈@JAM EXPO 2023〉本戦への意気込みを語ったところで結ばれていました。大きな舞台での経験を通して現在の活動に活かされていることはありますか?

有未りん「明らかに意識は変わったと思います。それまでは必死に見つけてもらおうとしていましたけど、もっと自分たちを煮詰めていいものを作って、それを一緒に楽しんでもらうみたいな。ひとつ気持ちが上がったところにいけたというか。大きな成功体験をファンの方と作れたことでポジティブな気持ちの変化がありました」

哀原なな「Zepp DiverCity (TOKYO)っていうめったに出られないライブハウスでできたことで、パフォーマンスとして広いステージに適用できるようになったし、メンタル面も鍛えられたと思います。〈あの時初めて見て知りました〉という方がいまだに来てくださるので、出演したことはメリットでしかなかったと感じています」

――その少しあとには代官山UNITで5周年ワンマンがありました。思い出される記憶はありますか?

なな「初めてVJを入れましたね」

りん「お世話になっている下北沢ERAの久保寺(豊)店長がアユスクを気に入ってくださって〈力になりたい〉ということで、VJの相談をさせてもらったり。あと当時の新曲“ASTER”は、ずっとお願いしてみたかったsayshineさんに作曲を依頼して、壮大な、今では代表曲になった曲を発表できた思い出があります。でも気合いを入れて臨んだのに集客が伸びなくて悔しさが残ってて……」

なな「クオリティー的にも、終わったあとにふたりで……」

りん「〈もっとやれたね〉って」

――気合いが入りすぎて空回りしちゃった、みたいな?

りん「うーん、空気感かな。フロアとステージが上手く混ざりきれなかった感じとか」

なな「この公演から(コロナ明けで)声出しOKだったからかな」

りん「そっか、だからか!!」

なな「4周年ライブはまだ〈指定の白線の上に立ってください〉という状況だったので、〈声出しOKです〉って言われても戸惑いがあったのかも」

 

憧れのメンバーが集ったバンドセット公演を糧に

――2024年2月には渋谷のO-Crestにてバンドセットのワンマンライブがありました。メンバーが錚々たる方々なんですけれども、おふたりのセレクトによるものですか?

りん「久保寺さんが手伝ってくれて、アユスクに合う方々に声をかけていただいたのがあのメンバーです。めちゃめちゃありがたいです。

私はindigo la Endさんが好きで、もともとよくライブとか映像で観ていたサポートキーボードのえつこさんが自分たちの曲を弾いてくれるんだって考えると興奮して。普段関われないミュージシャンの方と関われることが大きな糧になりました」

――どういった部分で学びになったんでしょうか?

りん「普段ふたりとも独学とか日々の経験でブラッシュアップしているので、プロの方々の演奏やリハーサル風景を見て学べるところがあって。〈リズムをもっとちゃんと合わせたい〉とか、今まで見られてなかった部分に目が届くようになったことが大きかったです」

――ライブタイトルの〈∫〉、インテグラルと読む積分記号ですが、どういった意味合いがあるんでしょうか?

なな「積分だから、積み上げてきたものをここで発表するみたいな。よりいい方向に進むぞって意味合いです」

りん「……もあるし、いちばんはもう見た目(笑)」

なな「ロゴ(笑)。あと響きですね」

 

ふたりの異なる個性が合わさるからアユスク

――夏には渋谷duo MUSIC EXCHANGEで6周年のワンマンライブ〈Queen of the Night〉がありました。

りん「バンドセットワンマンで力がついたところで、一人ひとりの〈Queen〉みたいな像を出したくて公演内容を考えました。ソロコーナーを設けて1曲ずつソロで歌ったり、個々の味を濃く出して、〈ふたりが合わさってるからI to U $CREAMing!!なんだ〉って」

なな「〈Queen of the Night〉は〈月下美人〉というお花の英名で、実際にアユスクで“月下美人”と“Queen of the Night”という曲があって。同じタイトルではあるけど、ふたりで違う見せ方をするアユスクの個性を存分に出した曲ですね」

――続いて、昨年3月にVeats Shibuyaにて主催公演〈浪漫的狂詩劇-ロマンティック・レヴュー・ラプソディ-〉を開催されました。NightOwl、Ringwanderung、ジエメイと、対バンのセレクトも含めて、どういった公演にしたかったかを聞かせていただけますか?

なな「3組とも〈歌〉に力を入れていると感じていて、アユスクのファンの方や、普段観に来てくださってる方との親和性を感じていました」

りん「その頃、大阪によく遠征に行くようになったんですけど、大阪のお客さんは声を出しながら全身で楽しむ方が多くて。アユスクの音楽でちゃんと楽しんでもらえてるんだって実感が積み重なっている感覚がありました」

 

幾重にも張り巡らせた裏設定

――その後、渋谷O-Crestでのバンドセットワンマン〈∫∫〉、7周年記念東名阪ツアー〈Veill〉と続いていくわけですが。

なな「2025年から名古屋に遠征するようになったんですけど、東名阪ツアーということで、初めて名古屋をツアーに組み込めたのが大きかったです」

りん「〈東名阪ツアー〉をいつかやってみたいなって、響き的に(笑)」

なな「ツアータイトルの〈Veill〉は〈veil〉と〈ill〉がくっついた造語で。〈veil〉がベールをまとうの〈ベール〉、〈ill〉が〈病的な〉いう意味もありつつスラングで〈すごい、異常にいい〉という意味があるんですね。〈ベールをまとってすごさを隠しているけど実はすごいんだぜ〉っていうのと、ローマ数字でVとIIでVII(7)になるので深読みできるかなって。

あと〈静かな〉という意味の〈still〉にも〈ill〉が入っていて、それも含めてアユスクの〈わたしとあなたであっと言わせたい。〉というコンセプトにもかかってると思うんですが、どうでしょうって提案して」

りん「ツアーファイナルに発表した曲が“ill”と“プリクエル”なんですけど、この2曲もライブタイトル〈Veill〉にかかってます。“プリクエル”(前日譚)は、一度亡くなった人が蘇生し、後悔の多い燻っていた前世の記憶を忘れずに二度目の人生(今世)を悔いのない様生きよう!というメッセージを込めたストーリーの曲なんです。〈Veil〉には〈死者に被せる布〉の意味も含ませているんですね」

――めっちゃこだわってて考察しがいがありますね!!

りん「設定が大好きなもので(笑)」

――ブーク人形劇場での公演についても伺っておきたいです。

なな「ツアーの番外編ですね。セリがあって人形劇をやる会場で、アイドルがやるようなところではないレトロな場所なんです。1回でいいからこの箱を使ってみたいという希望があったので、着座で声出しも一切なしで魅せるライブをしようっていう試みをやってみました。

昼60分、夜70分で、曲の解像度が上がるセリフも入れて。昼のほうはアユスクの光の部分を出して、夜はアユスクのジメジメしてる感じを出したので、ある意味ヘビーな公演でした」

りん「着座でお客さんもコールしないから、ふたりで対話してるのをお客さんがただ画面越しに観てるぐらいの気持ちでパフォーマンスしたコンセプトワンマンでしたね」

 

ふたりの強みとコンプレックスをぶつけた“Eclipse”の歌詞

――では、新作『diluculum』の話に移ります。東名阪ツアー〈Veill〉にて、6月の大阪公演で“Eclipse”、7月の名古屋公演で“ガラスのChirality”、9月の東京ファイナルで“ill”“プリクエル”が初披露されました。

なな「“Eclipse”は私が担当して、“月下美人”と“GHOST BEAT”の2曲を書いてくださっている四市田雲豹さんに依頼しました。アニソンっぽい感じで、かつふたりの強みだったり、ふたりしかいないっていうコンプレックスみたいなものを歌詞にぶつけた曲です」

――歌詞は強いワードを選択されていて、日本語と英語の言葉遊びも面白いと思いました。ワードを選ぶ時の基準ってあるんでしょうか?

なな「私は響き重視で、あとは視覚的に歌詞カードを読んだ時に〈こういう表記だったんだ〉って気づいてもらえることを重視しています。意味合いそのものというより、〈こういう歌詞、哀原ななっぽいな〉って思ってもらえるものを選んでます」

――この曲はサビで半テンになって重々しい感じが出てたり、楽曲制作を依頼するときに構成に関しても指示をしたりするんですか?

なな「曲によるんですけど、今回〈サビは尺を倍でとってください〉とか〈ここからもっと開きたいです〉って、嫌がられるんじゃないかってぐらい細かくお願いしちゃってますね(笑)。自分たちで依頼するので、制作者さんの意図も汲み取りつつ、〈ライブだとこっちのほうが映えます〉みたいな感じでお願いしてます」

――中盤の歌詞で隅付き括弧が付いている〈【Vein kiss the pain.】〉のところは特別な意味があるんでしょうか?

なな「コウモリ、吸血鬼がテーマなので強調したかったんですよね。首筋を見せる振りですし、セリフであおってる感じ。〈来いよ〉って(笑)」

――その吸血鬼のイメージとタイトルの“Eclipse”=日食もリンクしているという。食ってかかるというか。

なな「そうですね」

 

ハロプロっぽさも意識した新機軸“ill”

――では収録順に、次は“ill”。作曲のTim-dongさんとは初めてですよね?

なな「新しい方にお願いしたいと思って、私が今回頼みたかった打ち込み系というか、初めての音色にしたいという狙いがありました」

――まさにトラップビートのような打ち込みに仕上がっていて。歌い方に関しても意識的に変えてるのかなと。ちょっと粘着質というか。

なな「まさに(笑)」

りん「ねっとりした(笑)」

なな「RECのとき〈もっとねちっこい感じで〉みたいな(笑)」

りん「言われた(笑)」

なな「ベタって感じの歌い方で。いつもはリズムを意識してたんですけど、今回はリズムに当てるんじゃなくて乗せる感じ」

りん「サビでメロが流れるようにつながってて。普段だったらやらない歌い方を研究しました。今まででいちばん準備したもん」

――歌い方も作詞した側がリードして決めていくんでしょうか?

なな「そうですね。レコーディングも作詞したほうから録って、自分なりに組み立てて、次にもうひとりが歌って。そのときに〈こうしたい〉とか話し合って」

――特にサビのハモリにうっとりして、ハロー!プロジェクトのタンポポの名バラード“ラストキッス”を思い出しました。あの楽曲のサビでもメインに対して3度上にハモリが鳴っていて、5周年インタビューでハロプロも通ってきていると拝見したので、しっくりきてしまったんですけど。

なな「でも、この曲のディレクションはコーラスとかを〈ハロプロっぽい感じにしましょう〉と話してました」

りん「吐息の感じとかはハロプロのよくある感じで。お客さんからも〈ハロプロっぽい〉って言われます。仲のいいハロオタのお姉さんからも〈めちゃめちゃハロっぽいね〉ってお墨付きをいただいて。うれしい」

――“Eclipse”に続いて、この曲にも〈Kiss〉というワードが続けて出てくることについても伺いたいです。ななさんの中で〈Kiss〉というワードが持つ愛情表現の意味以外に、続けて使っている理由があるんでしょうか?

なな「今作に関してはあります。自分のnoteの未公開記事にも書いていて。アユスクの〈Kiss〉って挑発的な、〈こういうの好きでしょ?〉っていう意味合いなんです。“Eclipse”も“ill”も登場人物がふたりなんですけど、〈どっちを選ぶの?〉っていう曲なので。〈あなたを愛してる〉の〈Kiss〉ではなく、投げキッスみたいな。誘惑っぽい感じの〈Kiss〉ですね」

 

人同士の〈尊重〉を描き、ラップにも挑んだ“ガラスのChirality”

――ありがとうございます。では“ガラスのChirality”について。作曲を担当されたちばけんいちさんも初めてのお仕事で。

りん「シティポップな感じの、懐かしい香りのする曲が好きで、アユスクにも欲しいなと。前々からちばけんいちさんにはいつか書いていただきたいなって思ってて、今回勇気を出して依頼しました」

――まさに懐かしさというお話があったように、オーケストラヒットの効果音の感じとか、ニュージャックスウィングみたいなハネ感もあってすごく気持ちいいですよね。歌詞に込めたメッセージや世界観はどういったものですか?

りん「作ってたのが人との関わり方に悩んでいた時期で、〈尊重〉について深く考えて、それを歌にしたいなと思ってテーマにしました。シティポップということもあって、〈夜のドライブ〉もテーマに掲げて書こうと。

〈わかり合えない〉とか〈わかり合いたい〉っていう心情を歌いたいと思ったとき、ちょうどその頃に知った〈Chirality〉というワードに〈どんなに似てても物質は違う〉みたいな意味があって、そこをつなげて書きました。本を読んでたら出てきて、響きも綺麗だし、アユスクのふたりにも重なって共感して、曲の題材に使いたいなと思ってて」

――ラップパートがありますが、おふたりにとってのラップの教科書はあったりするんですか?

りん「私は礼賛というバンドが大好きで、ライブもめちゃめちゃ行ってるんですけど、そこでラップに感銘を受けて。たぶんななさんは……」

なな「SOUL’d OUT(笑)」

りん「そう(笑)。私も近い時期にSOUL’d OUTさんにハマって、そのあたりが教科書かなと思いますね。リリックの詰め方もそうだし、歌い方も勉強させていただいてます。

ラップパートは作詞段階でちばさんから〈2Aはメロを無視してラップにするのもいいかも〉とご提案いただき、ラップ作りに初挑戦した流れでした。私が考えたリリックで歌った仮歌をちばさんへお送りし、歌い方やフロウの例をいくつかご提案いただき、その中に〈昔のSPEEDさんっぽい音程が低めの、吐き捨てる系のパターン〉などもあって、参考にさせていただきました」

 

いつ死んでも後悔がないように――ライブの定番曲を目指した“プリクエル”

――ではあと2曲、“プリクエル”は前日譚という意味ですね。作曲は岩瀬良介さんで、“ダイヤモンドビジュー”を手がけられた方です。

りん「“プリクエル”は、ライブの定番曲を増やしたいっていう意図で考えた曲で、私たちのライブもよくわかる方にお願いするのがいいんじゃないかということで、普段からレコーディングでもお世話になっている岩瀬さんにお願いしました」

――すでにライブでも披露されていますが、定番曲になっていく感覚はありますか?

りん「最初、キネマ俱楽部で発表して、そこから1か月ぐらいは伸び悩んだというか、〈思った以上に盛り上がらないかも〉って思ってたんですけど、お客さんもだんだん好きになってきたみたいで、ちゃんと思い描いた曲に育ってきた感覚はあります」

――歌詞については、アユスクを始める前にアイドルとしての活動でやり残したことがあったり、もやもやを抱えていたおふたり自身への激励というか、そういったストーリーとして受け取ったんですけど、いかがでしょうか?

りん「まさにくすぶっている時期が長くて。私自身がそうなんですけど、きっとななさんもそういう時期があったんだろうなって想像できて。そういう人に向けて、いつ死んでも本当に後悔がないように、〈くすぶってないで、その場を楽しんだほうがいい〉みたいなメッセージを自分宛てに書いたつもりだったので、伝わればいいなと思います」

なな「アユスクで終わりを意識するような題材の曲は正直いっぱいあって。だからあえてそこを外したんだろうなっていう意図は伝わってきました。あと〈メメントモリ〉っていうワード、私は絶対サビの明るいところで使わないと思って。〈めっちゃりんさんの歌詞だな〉って」

りん「うん、言われた(笑)」

 

〈今の私たち〉で魅せる“Renaissance”の再録

――最後は“Renaissance”の再録で、お披露目ライブのタイトルにもなっていましたが、再録した経緯は何かあったんでしょうか?

なな「ずっと再録してほしいっていう声もありましたし、私たち的にも〈再録したいね〉って。私たち、過去を消したがるんですよ(笑)」

りん「うんうん(笑)」

なな「過去のものを見られない、聴けないので、それはちょっとイヤかなっていう裏の経緯はあるんですけど。この7年が個人的には節目というか」

りん「〈なな〉だしね」

なな「ね。ここだなっていう気はしたんです、ものすごく。キネマ俱楽部っていう憧れのライブハウスでもライブができたし、終わりを意識したわけではないけど、絶対このタイミングだって。あとは〈Queen of the Night〉公演から振り付けも実は変えたりしていて」

りん「地道にリニューアルしてってるよね」

なな「最初にできた曲なんですけど、思い出がありつつも、今の私たちを知ってほしいからっていう思いでセトリから外れることが多かったんですよね。ただ、今の私たちであればこの曲でも魅せられるんじゃないかってことで、セトリ採用率も上がってきたので、じゃあこのタイミングで再録しましょうってことになりました」

――歌録りだったりでディレクションし直した部分はあるんですか?

なな「歌割りが変わりました。ライブでやっていて、ここは絶対こっちが歌ったほうがいいっていうので変えてみたり。あと、初期は絶対ハモったほうがいいっていう固定観念があって。ハモリはもちろん強みでもあるんですけど、今回いろいろ歌割りを変えてみましたね。結構細かく変わりました」

 

タイトルやジャケ、帯の仕掛けでも聴き手に寄り添う作品

――アルバム全体を通して、伝えておきたいことはありますか?

りん「“Renaissance”は別ですけど、全体的に昨年の7周年ツアーで発表した曲で、自分たちの救いになるような、そしてそれに共感してくれる人も救われるような曲が多いなって思います」

なな「タイトルの『diluculum』は夜明けという意味なんですけど、夜ってどうしても希死念慮が強くなるというか、結構落ちてしまうので。そういうときに寄り添えるアルバムにしたくてこのタイトルにしました。

あとはジャケットも裏表でアナザージャケットみたいになっていて、曲順は夜から朝になっていく仕掛けにしたんですけど、逆から聴いても成り立つようになっています。逆から聴くとちょっと落ちていく感じで、曲順通りに聴くと救いで、みたいな感じにできたなって」

りん「朝始まりでも夜始まりでも、どちらでも楽しんでいただけます。アユスクは対比的な見せ方が多いので、今回もそこにこだわりました。過去作もそうなんですけど、帯の裏面が反転していて、なな作詞の曲とりん作詞の曲のフレーズを毎回ひとつずつ載せていて」

なな「リリースのたびに考えてますね」

――これは盤で欲しくなりますね!

りん「うれしいです!」

 

〈もっと出したい〉という初めての感覚

――今後に向けての話を結びとして伺えればと思います。

なな「1年以上ぶりのリリースなので空きすぎたなっていうのと、リリースがあるとファンの方がお祭りみたいな感じで盛り上がってくれるって今回すごく実感したので、もっとコンスタントにリリースしたいですし、新曲も出していきたいなって。個人的にはめっちゃ初めての感覚を得ました」

りん「昨年は作品数が少なかったゆえに、もっと出したいなっていう感覚はすごいわかる」

なな「可能なら毎月出したいぐらいの気持ちなんですけど、曲のクオリティーを上げたいっていう思いがめちゃめちゃあって。ふたりで歌って踊るので、体力的にもそうですし、フロアのなじみ方とかも神経質に気にしてしまうタイプで。曲を大切にしすぎちゃうあまりに慎重になっちゃうので、もう少し考え方をライトにしていければいい方向で活動していけるかなって思います」

 

バンドのアユスクを成長させて、胸を張ってライブしたい

――最後に、4月26日の主催公演について。バンドセットでの対バンライブですね。

なな「ツーマンです。相手はmay in filmさんで」

――白井(將人)くん(Halo at 四畳半)が手がけている……。

なな「そうです。お互いにドラムが八木(優樹)さんなので、それ経由でお願いしました」

――意気込みだったり、ライブ後に成し遂げたいものなど、一言ずつ伺えればと思います。

りん「夢のひとつであるフィーチャリングをしてみたくて。曲を作る上でのフィーチャリングでもいいですし、ボーカルで入ってくるのでもいいですし、何かしらの形で外部の方と作品を作ってみたいなってずっと思っているので、そこに近づくためにバンドセットを成功させたいっていう気持ちもあります」

――呼ぶ側ですか? それとも呼ばれる側、〈feat.有未りん(I to U $CREAMing!!)〉でも?

りん「可能なら両方やりたいです(笑)。バンドセットって普段のライブと別物なので、バンドのアユスクをこれまでの公演からいかに成長させてライブを見せられるかちゃんと研究して、胸を張ってライブしたいです」

――ありがとうございます。ななさん、いかがでしょうか?

なな「バンドセットでのライブが4回目なので、今までできなかったことに挑戦したり、メンバーさんも今のメンバーで3回目になるので、バンドさんから何か提案してもらって、やりたいことが出てくるかもしれないと思ったり。あとは単純に対バンライブなので負けないぞっていう気持ちがすごいです。もちろんお互いにいい箇所はあると思うんですけど」

――それこそ対バンの醍醐味ですよね。

なな「ですね。メイフィルさんってバンドセットをめちゃめちゃやってらっしゃるので、食われないようにしたいです」

 


RELEASE INFORMATION

I to U $CREAMing!! 『diluculum』 Lonesome(2026)

リリース日:2026年1月21日(水)
品番:LSME83
価格:2,500円(税込)

TRACKLIST
1. NOCT_#6 作曲:toys
2. Eclipse 作曲:四市田雲豹/作詞:7
3. ill 作曲:Tim-dong/作詞:7
4. ガラスのChirality 作曲:ちばけんいち/作詞:Rin Yuumi
5. プリクエル 作曲:岩瀬良介/作詞:Rin Yuumi
6. Renaissance (2025ver.) 作曲:toys/作詞:7

封入特典:トレーディングカード(全5種)

 

LIVE INFORMATION
I to U $​CREAMing!! presents. BAND SET 2MAN「X」

2026年4月26日(日)東京・新宿 LOFT
出演:I to U $​CREAMing!!/may in film

■I to U $​CREAMing!! BAND
Gt. 秋好佑紀(yeti let you notice)
Ba. 北原裕司
Dr. 八木優樹(KEYTALK)
key. Chito
Mnp. 坂井伽寿馬

■may in film BAND
Gt. 羽深創太(GIOVANNI)
Gt. 仲道良(ircle)
Ba. 宇佐美友啓(GOOD ON THE REEL)
Dr. 八木優樹(KEYTALK)

■TICKET
https://livepocket.jp/e/0426cross

Sチケット(グッズ/アユスクリハ見学付):13,000円
・I to U $CREAMing!! × may in filmコラボTシャツ
・2組合同囲みチェキ撮影
・I to U $CREAMing!! 公開リハーサル参加権(動画撮影OK)

Aチケット(グッズ付):10,000円
・I to U $CREAMing!! × may in filmコラボTシャツ
・2組合同囲みチェキ撮影

※特典付きS/Aチケットは2026年3月31日(火)締切

Bチケット(一般):4,000円

■販売スケジュール
①一次先行抽選:2026年2月7日(土)13:00〜2026年2月15日(日)23:59 ※終了
S/A:クレジットカード支払いのみ

②二次先行抽選:2026年2月16日(月)12:00〜2026年2月22日(日)23:59 ※終了
S/A:全てのお支払い方法が可能

③一般先着:2026年2月23日(月・祝)22:00〜2026年3月31日(火)23:59
S/A/B:一般受付開始

④2026年4月1日(水)0:00~2026年4月26日(日)15:00
Bチケットのみ販売受付


EVENT INFORMATION
I to U $CREAMing!! presents. 「SIDE-NOTE」

■配信チケット
1部:https://premier.twitcasting.tv/c:atcwoofer/shopcart/419699
2部:https://premier.twitcasting.tv/c:atcwoofer/shopcart/419700
ご視聴:2026年3月8日(日)23:59まで

 


PROFILE: I to U $CREAMing!!
〈わたしとあなたであっと言わせたい。〉をコンセプトに、2018年8月10日より都内を拠点に活動中。哀原なな・有未りんの対照的な2人によるセルフプロデュースアイドルユニット。通称〈アユスク〉。
公式HP:https://itus-official.amebaownd.com/
公式X(旧Twitter):@ItoU_SCREAMing

PROFILE: 哀原なな
ニックネーム:7ちゃん
イメージカラー:ライラック
身長:152cm
生年月日、星座:10月31日 蠍座
血液型:A型
好きなこと:競馬/ギャ(ンブ)ル/漫画/コスメ/VTuber
公式X(旧Twitter):@7aihara_ITUS
Instagram:@7aihara_itus

PROFILE: 有未りん
ニックネーム:ユーミリン
イメージカラー:ネモフィラブルー
身長:165cm
生年月日、星座:12月4日 射手座
血液型:O型
好きなこと:猫/アイドルのパフォーマンス摂取/ボケること/ハモリパートを歌う事
公式X(旧Twitter):@rinyuumi_ITUS
Instagram:@rinyuumi_itus