パリ五輪式典のパフォーマンスなどもあり、知名度をグンと上げたなかで届いた新作がダンスホール仕様だったのは嬉しい誤算。もっとも、アマピアノもズークもクーペ・デカレもレゲエもどんどん線引きが曖昧になってきた昨今、本作をどう括るかは聴き手によって変わると思いますが、それにしたってシェンシーアとの掛け合いや“Bueno”“Pamela”に顕著なトースティング作法はどうですか。アーバンな意匠を纏ったミディアム・チューンの数々が、色っぽさとクールさと強さと脆さを内包した彼女のハスキー・ヴォイスの魅力を極限まで引き出しています。カリ・ウチスの客演曲も収録
アヤ・ナカムラ(Aya Nakamura)『Destinée』強さと脆さを内包したハスキーボイスの魅力を極限まで引き出したダンスホール作