備忘録として綴る、2つの顔を持つ宮世琉弥の世界を広げていく歩み
〈宮城から世界へ〉という想いを名に込めた宮世琉弥は、2019年に俳優デビュー。以降、多くのCMや映画、ドラマなどに出演しており、「恋わずらいのエリー」(2024年)では原菜乃華とW主演、「顔だけじゃ好きになりません」(2025年)では初の単独主演を務めた。2026年に入るとドラマ「ヤンドク!」で鈴木颯良役を熱演。着実にスター街道を進んでいる。
2023年からは音楽アーティストとしての活動をスタートし、同年5月に“AWAKE”、6月に“S.W.I.N.G”を配信で発表。7月にはこれらのシングルをまとめたファンクラブ限定のCD『AWAKE』をリリースした。さらに直後、TVドラマ「パリピ孔明」に出演。圧倒的なスキルを持つラッパーのKABE太人を演じ、劇中で披露したエモーショナルなラップが話題を集めた。
そして2024年2月、“Ms.Playlist”でメジャー・デビューを果たし、4月にファースト・アルバム『PLAYLIST』を発表。ニュー・アルバム『Illusion』にも参加しているLASTorderら制作のスタイリッシュなポップソングを軽やかに歌いこなしていた。また、7月には同年1月に開催した東京国際フォーラムAでの初のワンマンライヴの模様や密着ドキュメンタリーを収録した映像作品「宮世大決起集会 20th ANNIVERSARY LIVE」をリリースしている。
2025年1月には国立代々木競技場第一体育館でのライヴ・イヴェント2デイズを成功させた。その後、心弾ませるウィンター・ソングとなった表題曲に、ファンから音源化が待ち望まれていた2曲“Desire”“Be Alright”をカップリングしたシングル“白く染まる前”を経て、3月にセカンド・アルバム『Soleil』をリリース。自身で初めて作詞作曲した“猫がいびきで”を含む同作では、アンビエントR&Bからエッジーなロックまでサウンドの幅を広げ、ミュージシャンとしての成長を印象づけていた。その後、5月にスウィンギンな“雨に唄えば”、8月にユーフォリックなダンス・ポップ“GRAVITY”と、ハイペースに新作『Illusion』の先行曲を配信していたことを思うと、彼の創造性は充実期を迎えていると言えよう。 *田中亮太
左から、2025年の映画「パリピ孔明 THE MOVIE」(フジテレビジョン)、2024年作『PLAYLIST』、2024年のライヴ映像作品「宮世大決起集会 20th ANNIVERSARY LIVE」、2024年のシングル“白く染まる前に”、2025年作『Soleil』(すべてソニー)