ジャンルの垣根を越えてリスナーを魅了し続けるノーフォーク出身プロデューサーの3年ぶり7作目。艶やかなシンセと推進力のあるリズムで魅せる先行曲“Bialystok”や時空を歪ませながら展開する“Yucon”など、実に彼らしいサウンドはもちろん、ボーダー・コミュニティ時代のレーベルメイトであるデクストロとの“Baltasound”ではノイズ〜ドローンの大きな渦を生み出し、クラークとの鬼才対決となった“Orbiting Meadows”では緊張感のある競宴を披露。かつての若き天才もいまやすっかりヴェテランの域だが、安定したサウンドのなかでもしっかり尖ってみせた充実の一枚だ。
ネイサン・フェイク(Nathan Fake)『Evaporator』クラークとの鬼才対決も実現、ノイズ〜ドローンの大きな渦を生み出す充実の1枚