SKRYUのメジャー1stアルバム『ザ・ライト』のリリースを記念して、タワーレコードではフリーマガジン「TOWER PLUS+ SKRYU 特別号」を発行! ここでは中面に掲載されたSKRYUのインタビューの完全版を掲載いたします。「TOWER PLUS+」はタワーレコード全店にて配布中です!※ *TOWER PLUS+編集部

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SKRYU 『ザ・ライト』 ワーナー(2026)

 

SKRYUが2026年8月5日に待望のメジャー1stアルバム『ザ・ライト』をワーナーミュージック・ジャパンからリリースした。昨年、彼はキャリアの集大成とも言えるアルバム『START』をひっさげて幕張メッセでのワンマンライブ〈SKRYU OneMan Live 2025「START」〉を成功させた。そんなSKRYUにとって、メジャーとはどのようなステージなのか? アルバム『ザ・ライト』に込めた信念を深く語ってもらった。


 

あなたの光を反射して僕は光っている

――ワーナーミュージック・ジャパンからメジャーデビュー後、初のアルバムが完成しました。

「今回は2日に1曲書かなきゃいけないようなタイトなスケジュール感だったんです。リリックに苦戦したこともあって、7曲に“スキット”を足した8曲でフルアルバムと言ってしまうこともできたんですが、各セクションのプロフェッショナルが自分のために時間を使ってくれているのを目の当たりにして、フロントマンとしての責任感というか自覚が増したこともあり、フルアルバムを謳うなら最低10曲は入れようと。なんとか頑張りました」

――今作はどのようなテーマで制作されたのですか?

「8月29日と30日にぴあアリーナMMで開催するワンマンライブのタイトル(〈SKRYU Super Live 2026 「The Light」〉)から取りました。僕は自称〈超 Super Star〉ですが、星は1人では輝けないというか。僕は昨年の幕張メッセ公演で自分が発光しているのではなく、みなさんの光を反射して光っていることに気づいたんです。今作とワンマンのタイトルは『ザ・ライト』ですが、実は〈You are(あなたたち)〉という思いも込められています」

――今作は夏っぽい曲が多いですよね。

「ぴあアリーナMMでのライブを意識した部分はありますね。今回は1日目が客演もりもりで、2日目は客演なしの1人でやる予定です。セットリストも完全に変わります。1曲も被らない。いい曲ばかり歌うのでどっちも来てほしい(笑)」

――新しい環境での制作はどのように進んだのですか?

「これまではデモを100パーセント完成させてからレコーディングしていたんですが、今作はレコーディングの当日までにリリックを固めきれなかった曲が結構あって。そういう時は4つくらい候補を持っていって、現場でプロデューサーさんやディレクターさんと相談して決めることも多かったです。制作期間は約2カ月、光の速さで作りました」

――ラップはもちろん、歌唱もパワーアップしていて、さらにリリックもしっかりと練られていたのでじっくりと時間をかけて制作した作品かと思っていました。

「完成したアルバムを聴いて思ったのは、〈どんだけ急いで走っても俺は自分の気持ち悪さを振り切ることはできないんだな〉って。僕、どんな状況でも下ネタのアイデアだけは泉のように澱みなく湧き出てくるんです(笑)。だからこそそれだけにはしたくなくて。今作はこれまでできなかったことができたし、表現に関してもいいバランスを保てたと思います」

――〈これまでできなかったこと〉とは?

「例えば、これまでは〈このビート無理だな〉と思ったら諦めていたし、サビのフロウもリリースを重ねるごとにどんどん似てきていると感じていたんです。今回はそういった無理だと思ったビートにも食らいついた結果、これまではとは違うアプローチができたし、それこそボイトレしたり、スタッフさんと相談したりしたことで新しい変化を加えることができたと思います」