日本では00年代にベネヴェント・ルッソ・デュオとしてローパドープに残してきた作品群で記憶される人でもあるだろう。長らく自身のレーベルを拠点としていたNYの鍵盤奏者だが、近年はエル・マイケルズ・アフェア作品に参加していたのをきっかけに、このソロ新作はビッグ・クラウン発となった。イタリアの映画音楽にインスパイアされたという内容で、リオン・マイケルズやデイヴ・ガイらダイアモンド・マインの面々も演奏陣に名を連ね、ソウルやレゲエ、サイケがマカロニ情緒を纏ったユニークな無国籍インスト作品に仕上げられている。要所に歌声を添えたマリアンヌ・ミラージュとキアラ・シヴェロも好演!