何度か出演した〈WIRE〉でも人気だったイタリアのダスティ・キッド。この新作では王道の大バコ仕様なサウンドをやっています。トライバルなオープニングから、中近東を思わせるオリエンタルなメロディーが出てきたり、歌モノにチルアウト、壮大なテクノまでハイブリッドな音でドラマティックな展開を見せる、彼の本領が発揮された一枚。もはやキッドではないこの男の成長ぶりも窺えて、親心的な目線でも楽しめます。
ダスティ・キッド(Dusty Kid)『Not So Green Fields』王道の大バコ仕様なサウンドでドラマティックな展開を見せる新作
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