ホット・チップのフロントマンが約2年ぶりにソロ・アルバムをリリース。バンド本隊や外部のプロデュース仕事で見せるダンサブルな要素は一切ナシ、前作以上に音数を絞った楽曲から聴こえてくるのは、どこまでも内省的なピアノとヴォーカルだ。ビートレスなオープナーをはじめ、シンプルこのうえない構成ゆえに、朴訥とした歌声がダイレクトに聴き手へと迫ってくる。こんなにも丸裸なアレクシスと出会えるなんて!