テクノ界における巨人の一人、ルーク・スレイターの現在のメイン・プロジェクトとなっているプラネタリー・アサルト・システム。5年ぶりに届いた同名義での3作目は、20曲93分にも及ぶ2枚組の壮大なテクノ・ジャーニーに。持ち前の硬質なビートはそのままに、よりメロディックなアプローチを意識したというだけあって、大作感もありながら息もつかせぬ展開はやはりヴェテランだ。テクノ総本山のオストグート・トンから。