フランスの6人組インディー・ロック・バンド、ラ・ファムが最新アルバム『Mystere』(2016年)を引っ提げて、来る3月21日(火)に東京・原宿Astro Hallで初の来日公演を開催する。〈SXSW〉や〈Glastonbury Festival〉といった由緒あるフェスティヴァルへの出演に、昨年はフランス最大の屋内競技場、AccorHotels Arenaで開催されたレッチリの来仏公演をサポート。ヨーロッパでは大きな支持を集める彼らだが、日本ではまだ知る人ぞ知る存在ということで、まずは下掲のミュージック・ビデオをご覧いただきたい。

ラ・ファムの2016年作『Mystere』収録曲“Où Va Le Monde”
 

ラ・ファムはマーロン・マグニー(キーボード/ヴォーカル)とサーシャ・ゴット(ギター)により、海沿いのサーフィンで有名な高級リゾート地・ビアリッツで2010年頃に始動。男女デュエットがキュートな上掲のフレンチ・ポップス風の“Où Va Le Monde”を収録した『Mystere』は、フランス版グラミー賞と言われる〈Victoires de la musique〉で賞を受賞した2013年作『Psycho Tropical Berlin』に続く2作目となる。

その音楽性は、サーフ・ミュージックにエレクトロやニューウェイヴ、パンクといった多様な要素を盛り込んだダンサブルなサウンドに、彼らが敬愛するジーン・ヴィンセントヴェルヴェット・アンダーグラウンドの影響を感じさせるヴィンテージ感を忍ばせた無二なもの。また、インターネット上で出会って加入したというクレメンス嬢の凛としたヴォーカルや佇まいはバンドのスタイリッシュな世界観を構築する支柱となっており、その麗しいヴィジュアルも相まって日本の女性ファンのハートも大いに掴みそう!

LA FEMME Mystere UNIVERSAL MUSIC FRANCE/BARCLAY(2016)

今後はフェス級のアーティストとなる可能性も感じさせる大器なだけに、今回の公演は間近でライヴを観られる貴重な機会となるかも。そのライヴ・パフォーマンスにも定評のある彼ら(下掲の授賞式でのショウ仕立てのユニークなパフォーマンスも必見)が、どのようなステージを披露してくれるのか気になってたまらない。さらに、東京公演の前日となる3月20日(月・祝)には、タワーレコード渋谷店にてインストア・イヴェントも開催! こちらはタワレボで配信も行う予定なので、足を運べない人はぜひチェックを!

『Mystere』収録曲“Tatiana”、こちらはニューウェイヴィーでパンキッシュな一曲
 
〈Victoires de la musique〉受賞式でのラ・ファムのパフォーマンス

 

LA FEMME First Time Showcase Live at TOWER RECORDS SHIBUYA
日時:3月20日(月・祝)
会場:タワーレコード渋谷店8F SpaceHACHIKAI
開場/開演:17:30/18:00
オープニングDJ:methylTwee Grrrls Club
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LA FEMME 2017 JAPAN DEBUT
日時:3月21日(火)
会場:東京・原宿Astro Hall
開場/開演:18:00/19:00
共演:Who The Bitch
DJ:nAo12xu†13th Moon†
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