2016年5月発売の『イタリアン・アリア』(FOCD9708)で、3大テノールを彷彿とさせる歌声を聴かせてくれたジョン・健・ヌッツォ。新作は2015年のハクジュホール・リサイタルから『シューマン:詩人の恋 Op.48』ライヴ・アルバムです。シューマンとクララの恋が一番盛り上がっていた頃に書かれた作品で、ジョン・健・ヌッツォの、愛を囁くような艶やかで柔らかい歌声に思わずうっとり。ドイツ語も美しく響きます。持ち味の伸びやかな声との緩急も見事! そしてその歌声を引き立たせる中島剛さんのピアノも良いです。ジョン・健・ヌッツォはライヴが1番良い!?