シコ・ピニェイロにギターを、現代版モアシール・サントス的オーケストラ〈フンピレーズ〉の主宰者レチエレス・レイチに作曲を、バークレーへの留学でジャズを学んだというギタリスト/コンポーザー、ロウレンソ・ヘベテスのデビュー作がTHINK!! RECORDSから国内盤化された。2016年に輸入盤がリリースされ、自主制作にもかかわらずコアな音楽ファンや音楽誌等で話題に。マリア・シュナイダー以降のラージ・アンサンブル、J・ディラの影響下にあるビート感覚、アート・リンゼイ・プロデュースによる前衛性など、様々な要素が完璧に混ざり合う様は圧倒的なまでに美しい。