4年ぶりのニュー・アルバムは、引き続きマドンナやビョークなどを手掛けたガイ・シグスワースのプロデュース。年輪を感じさせる重厚感たっぷりのヴォーカルが、今様のアンビエントなトラックと凄くマッチしていて、ハープの調べ、ストリングスの響き、緊張感を駆り立てるギター・リフなどと絡まり、1曲1曲の粒立ちもバッチリ。なかでも硬質のシンセが特徴的なナンバーは、ヤズー時代へのオマージュとも取れる?