“戦後最大のベストセラー”とも称される、女優・黒柳徹子の自叙伝「窓ぎわのトットちゃん」。1981年の発表以来、爆発的人気を誇るエッセイだが、実は映像化や舞台化などはほとんど成されていない。しかし、その中で唯一創作されたメディアミックスがこの1982年に初演された音楽劇。小森昭宏が作曲し小林研一郎が振り、黒柳徹子が朗読する感動のライヴ録音。レコード化・オンデマンドCD化はされたものの長らく入手が困難だった名演の再発。心温まる物語を読む声と、可愛らしく豊かな音像のオーケストラとが協奏する、なんとも心地の良い世界。