2006年に“Walk It Out”や“2 Step”といったビッグ・チューンを連発するも、健康上の理由で一線を退いていたATLの元ブライテスト・ホープが9年ぶりの新作を投下。トラップ&スナップな往時のトレンドをアリ・トーマスら身近な連中と現代的な質感で鳴らした印象で、7年前に流出していた盟友DJモンテイ作のトラップ“Yeeaa”も含め、昨今はなかったことにされがちなシーンの連続性を感じられる(人には感じられる)一枚。