最終作かと噂された前作から1年でアルバムが到着。もう何も証明する必要のなくなった人らしいマイペースぶりで、モービー“Natural Blues”を敷いた荘厳な“Oh Lord”での幕開けから、E-40との“The Ghetto”、マーヴィン・ゲイのネタとニーヨの歌唱が美しく絡む“The Glory”など、DJモンテイやドン・キャノンらの手による渋くてブルージーな好曲揃い。マキャヴェリを引用して地元愛を歌う“Live And Die”にはやはりグッとくる。