フェスに出ればフロアは満員! 昨年末には紅白にも初出場!! WANIMAの魅力や人気の理由とは? 本作にそのすべてが詰まってる!
エビバデ! ちからーー!! 2017年は、シングル『JUICE UP!!』を引っ提げた初ワンマンライブ〈JUICE UP!! TOUR FINAL〉にて2万人のファンでさいたまスーパーアリーナを埋め尽くし、名だたるフェスやイベントにも多数出演(そしてフロアはどこも満員御礼)。極めつきは大みそかの「NHK第68回紅白歌合戦」に初出場と、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでノリにノッているWANIMAが、2018年早々にメジャー初となるフルアルバム『Everybody!!』をリリースする!
もう説明不要だとは思うが、改めて収録曲を振り返ってみると、ドラマ「刑事ゆがみ」の主題歌で配信限定シングルだった“ヒューマン”、こちらも配信限定シングルでCMソングとしてもすでにおなじみの“やってみよう”、シングルのリード曲だった“CHARM”、“ともに”といった既発曲はもちろんのこと、ツアーの開演前SEとしてかかるだけでモッシュが起こり、かねてから音源化が希望されていたアゲアゲソング“JUICE UP!!のテーマ”や、アルバムを締めくくる本作のテーマ曲“Everybody!!”など、話題曲ばかりのモンスターアルバムに仕上がっている。
ジャケットは、そんな“Everybody!!”の歌詞〈肌の色 言葉 国を超え この星の彼方に…〉をそのまま表現したような、さまざまな人種(?)のパワーを感じるもの。よく見ると日本列島がエビじゃん! っていうか地球を持ち上げてるエビバデの中にもエビいるじゃん!! こんな茶目っ気たっぷりなところもWANIMAの魅力のひとつ。
また、大切な人が去っていったあとの情景を歌う“エム”や“SNOW”といった切ない楽曲を交えつつも、KENTA(ヴォーカル/ベース/ワンチャン)が伝えたいことは、〈失敗も思い出〉〈くたばってたまるか〉〈生きてよかった〉と常に一貫して前向き。楽曲はお祭り騒ぎでも、そこに乗っかるメッセージがいつもポジティブで等身大、そして本音だからこそ、彼らがこれだけ支持されているのだろう。
さあ、幸先の良いスタートが切れそうな彼らにとって2018年はどんな年になるのか! もうひとワンチャン狙いにいくのか! 今年もWANIMAから目が離せない!!