コラム

ブリンク182やWANIMA、ディセンデンツ―世代も国籍も異なれどパンクの持つ不変の魅力アピールする3組の新作が登場

【特集:KIDS NEVER DIE 2016】Pt.2

KIDS NEVER DIE 2016
[特集]いままたポップ・パンクが盛り上がっている理由

 


BLINK-182

BLINK-182 California BMG Rights/ワーナー(2016)

 トム・デロング(ヴォーカル/ギター)の脱退というマイナス要素を吹き飛ばし、自身2度目の全米No.1を達成したばかりか、全英チャートでも初の首位を獲ったブリンク182の5年ぶりとなるニュー・アルバム『California』だ。リードを取るマーク・ホッパス(ヴォーカル/ベース)と、新加入したアルカライン・トリオマット・スキバの声の相性が想像以上に良好で、勝因はそのコーラスを活かした曲作りにあるのだろう。また、表題曲をはじめ、US西海岸への愛に溢れた歌詞もイイ。ヒップホップにドップリだったトラヴィス・バーカー(ドラムス)の外仕事を追ってきたファンなら、まさかここまで直球のパンク作品になるとは思わなかったはず。王者ブリンクがブリンクらしい作品を届けてくれたからこそ、リヴァイヴァル気運がいっそう高まってきたことは言うまでもない。 *山口智男

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