もともとはミシシッピ・ジョン・ハートのトリビュート企画として制作を始めた一枚。バックを支えるのはサム・ブッシュらナッシュヴィルの腕利きたちだ。古き良きブルーグラスやディキシーランド・ジャズを忠実に踏襲し、ジョンの陽気なヴォーカルがでっかく広がっていく、という内容。かつての都会的な姿を期待すると肩透かしを喰うが、こんなにも気持ち良さそうに歌われたら、聴いてるこちらも笑顔がこぼれてしまうな。
ジョン・オーツ&ザ・グッド・ロード・バンド(John Oates & The Good Road Band)『Arkansas』ナッシュビルの面々と古き良きブルーグラスやジャズを快演
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