ダークウェイヴ人気を支えるルイス・ヴァスケスが新天地から放った4作目。どこかスタイリッシュな雰囲気もあった2015年の前作に比べると凶暴さが増し、吐き捨てるようなヴォーカルや獰猛なインダストリアル・ビートなど、ナイン・インチ・ネイルズの秘蔵音源と言われたら信じてしまいそうなほど(何せオープナーのタイトルは“Burn”だ!)。幼少期のトラウマと対峙した、闇堕ち寸前の歌詞にもご注目を。