2007年に結成されたフランスのバンドの4作目。米南部出身の黒人女性による力強いヴォーカルを中心に据えたディープ・ファンクや60年代ソウルのオマージュが主で、JB's調に展開する“Hypnotized”などはバンド名の通り聴く者のケツを振らせるタイトなグルーヴだ。アジア歌謡風味な哀愁メロディーの“Movin' On”やガレージ・ロックな“Weak Ends”などサウンドの引き出しの多さも好感触。