あだち麗三郎クワルテッットの一員で、ceroのサポートでも知られるシンガー・ソングライターの2作目。英国フォーク的な旋律やしなやかなブラジリアン・グルーヴがゆるやかに絡み合うことで生まれる、どこまでも淡くて繊細な色彩感覚。セロトニンの分泌を増やしてくれそうなヴォーカルもハートフルかつ色鮮やかで素敵。髙城晶平が作詞した“Halo”、優河の柔らかな歌声が舞う“Coo Coo”など密なコラボも聴きものだ。