〈カートゥーン・バンド〉というゴリラズのコンセプトを拝借した4人組の、初となる全国流通盤。ガレージ・ロックとブレイクビーツ、ラップと歌を行き来するミクスチャー・スタイルからは奔放さと不良性を感じさせる。ゴツゴツしたビートと荒っぽいギターでブチ上げる“Footloose”では、元オッド・フューチャーのブランダン・デシャイにアレンジを依頼するなど、クロスオーヴァーな志向や意外性も効いている。