フェミ・クティなどのリミックス仕事で名を上げたプロデューサー兼キーボーディスト、ギュローム・メテニエを中心とするパリのユニット。この新作はハモンド・オルガンとハイトーンの男声がメロウに揺れるオープナーや、ティミー・トーマス曲のラヴァーズ解釈ほか、ヴィンテージ機材を駆使した温もり溢れるスウィート・ソウル・レゲエ盤に。往年のスタジオ・ワン作品と比較したくなるスタイリッシュな一枚だ。