硬派なテクノ~エレクトロを操る女傑として評価の高いドイツはハンブルグ出身クリエイターの新作はニンジャ・チューンから。前作は初期音源を編集したものだったけど、今回は音質もアルバムとしての完成度も高い。ハード機材で制作されたサウンドは、ロウな肌触りでアシッドやインダストリアルを取り込み、クールな緊張感を保ってエクスペリメンタルな世界観を構築している。あのアクトレスが絶賛するのも頷ける一枚だ。
ヘレナ・ハウフ 『Qualm』 アクトレス絶賛のハンブルグ女傑、ロウな肌触りでアシッドやインダストリアルを操る
