TOP50ヒットなしでゴールド認定を得る地道な勝ち上がり方で脚光を浴びたラス。これまで完全な自作自演に徹してきたが、このメジャー2作目にはスコット・ストーチの“The Flute Song”やリック・ロス&スヌープとのシリアスな“Last Forever”も収録。ジャギド・エッジやスティング(というかナズ)のネタ使いもあり、自身のルーツを反映して表現の幅を広げてきた印象だ。トラップもユルい歌モノも出し入れ自在な親しみやすさは健在!