大型タイアップで日本のお茶の間にもガッツリ進出したアンドリュー。この名義ではアウル・シティ的なCEDM路線を突き進むのかと思いきや、1年のスパンで登場した本アルバムはジャックス・マネキン時代を思い出させるストレートなピアノ・エモ盤に。口を大きく開いて思いっきり声を張りながら、70年代のエルトン・ジョンみたいな躍動感溢れる演奏とハッとするほど美しいメロディーを繰り出していく姿が清々しいです。