テイ・トウワや坂本龍一のほか、数々のUSアーバン勢を声で支えてきた歌姫がアルブライト名義での共演盤を経て放つ初ソロ作。スティーヴィー・ワンダーらの名曲カヴァーを挿みつつ、キーヨン・ハロルドやシェドリック・ミッチェルらを従えてジャズとソウルの中間を行くスタイルは、エレガントな歌唱も含めて叔母の故ナンシー・ウィルソンを彷彿させる。盟友ケイシー・ベンジャミン客演の尖鋭的なジャズ・ファンクも快演。