2015年のマージ移籍作が高く評価されたLAのガレージ・ロッカー。スプーン仕事で名高いマイク・マッカーシーと作り上げたこのアルバムは、タイトルに違わずパワー・コードでガシガシ攻めていくギター・サウンドが痛快で、適度なローファイ加減と良質な歌メロも相まってジェイ・リータードを想起させる出来。ジョン・シュマーサル(イーノン)やアリソン・クラッチフィールドのサポートも光っている。